女性用バイアグラは専門病院で処方、薬の分割利用

FDA(アメリカ食品医薬品局)が、女性のHSDD(性的欲求低下障害)の治療薬を承認したことが話題になっています。これは女性用バイアグラとして認識が広まっていますが、男性のED(勃起障害)治療薬のバイアグラとは効き方が違うので、安易な比較は誤解を招くと不安視されています。
まず、女性用バイアグラはドーパミンの分泌を促して2種類のセロトニンの調整をします。男性のバイアグラは局部の血液を改善することで勃起を促すのに対して、女性用バイアグラは脳の中枢神経に働きかけるという違いがあります。
また、この薬は男性のバイアグラと異なり、飲んですぐに効果が出るわけではありません。実験では、服用開始から4週間後に効果が出始めて、効果がピークに達するには8週間を要したと報告されています。
効果がない女性もいることや、劇的な改善効果がないということも報告されています。
また、懸念される副作用として失神、吐き気、血圧低下、など男性のバイアグラに比べて重篤な副作用の可能性があるとされているので、安易に使うのは危険です。
HSDDの症状に苦しんでいて、投薬以外の手(ストレス解消、抗鬱剤の中止、恋愛カウンセリングを受けるetc)は打ったという時には、最後の手段として専門病院で相談してみると良いでしょう。
薬の分割利用に関しては、錠剤であれば可能とされています。特に自己責任で個人輸入した海外製の薬だと、日本人女性にとっては用量が多すぎることがあります。この場合には、1/2や1/4に分割して使うなどしても良いでしょう。
最初に使う時は量を少なめにして試してみて、副作用が強くないようであれば徐々に正規の服用量に近づけていくというのでも良いでしょう。